【コロナ鬱予防】疲れちゃったあなたへ。おすすめ書籍(+引用)

コロナが流行し、毎日悲しいニュースで溢れ、SNSは怒りのメッセージばかり。
最近は「コロナストレス」「コロナ疲れ」「コロナ鬱(うつ)」「コロナ離婚」といったキーワードも出てきました。
そこで今回は、心がザワザワする時に読みたいおすすめの書籍を紹介します。
私が気に入っている部分も引用したので、参考にしてみてください。
やさしいあなたの心が少しでも軽くなりますように。
がんばりすぎちゃうなら『「もえつき」の処方箋』

泣きたいのなら、がまんせずに泣くことです。そして、助けを求めてください。カウンセラーでも友人でも、あなたのために時間をとってくれる相手の前で、悲しみをぶちまけることです。怒りで周囲を拒絶する代わりに。
水沢 都加佐『「もえつき」の処方箋―本当は助けてほしいあなたへ』アスクヒューマンケア,2001年,p.41
『「もえつき」の処方箋―本当は助けてほしいあなたへ』は、一人で何とかしようと考えている方におすすめです。
「私は強い、大丈夫」「誰かに頼むのは嫌だ」
確かにこれまではできた(できてしまっていた)でしょう。
でも今は日本中が混乱に陥っていて、助け合いが必要な時期なんです。
頼るのは恥ずかしいことじゃないので、「うつ病かもしれない」と思ったら精神科・心療内科へ受診することをおすすめします。
電話相談(厚生労働省)も利用してみてね。
今はただ寝よう『超訳 ニーチェの言葉』

自己嫌悪におちいったとき、何もかも面倒でいやになったとき、何をしてもくたびれて仕方ないとき、元気を取り戻すためには何をすべきだろう。
ギャンブル?宗教?流行のリラックス療法?ビタミン剤?旅行?飲酒?
そんなことよりも、食事をして休んでからたっぷりと眠るのが一番だ。しかも、いつもよりずっと多くだ。
白取 春彦『超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版』ディスカヴァー・トゥエンティワン,2015年,p.13
『超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版』は漠然とした不安を抱えている方に。
今は無理やり元気を出そうとしなくていいですよ。
ニュースも見なくていいですし、SNS更新もしなくていいです。
仕事に集中できないなら、職場に相談するのもアリです。
できることならゆっくり寝ましょう。
もし夜に眠れなかったり、途中で何度も目が覚めたりするなら、精神的・身体的に疲れている証拠です。
ちょっと休憩してみては?
昼寝もストレス解消やリフレッシュにつながるよ。
一緒にいてつらいなら『やさしい人』

あなたの欠けているところを指摘してあなたを見下げようとする人は、ひどい劣等感に苦しんでいる。
加藤 諦三『やさしい人(愛蔵版)』PHP研究所,2015年,p.71
『やさしい人(愛蔵版)』を読むと、「やさしいとは何か?」と考えさせられます。
この状況でも自分のことしか考えていない「悲しい」人とは距離を置いたほうがいいでしょう。
あなたに対していつも突っかかってくる人・自慢話や暴言をしてくる人は「悲しい」人です。
自分に満足していないから、誰かの足を引っ張ってしまうんですね。
友達のフリをしている「フレネミー(フレンド+エネミー)」もそうです。
私も、イライラして人に当たってしまうこともあるよ・・・。
思考のクセを知る『今日から使える 認知行動療法』

心がつらいときは、つらい気分に圧倒され、何も考えられなくなるものです。
でも、この先の生活を少しでも気分よく、おだやかに送れるようにするには、どこかで「つらさの原因」と向き合わなくてはなりません。
福井至『今日から使える 認知行動療法』ナツメ社,2018年,p.46
『今日から使える 認知行動療法』は考えの暴走をストップできるようになります。
例えば、スーパーに人が集まるニュースを見て「今は買い物に行くべきじゃないのに!許せない!」と感じたり。
在宅勤務と家事・育児が両立できなくて「私はダメ人間なんだ」と思い込んだり。
認知(考え方)がゆがむと生きづらさを感じます。
認知のゆがみには「すべき思考」や「感情的決めつけ」・「全か無か思考(白黒思考)」などの10パターンがあります。
そのことを知っているだけで、「アレ、今ちょっと変なふうに考えているぞ?」と分かるようになります。
巻末にワークブックもついてるから、実践しやすいよ。
まとめ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の騒ぎはまだ続きそうです。
一ヶ月、二ヶ月、ひょっとしたら一年かかるかもしれません。
その間、心の安定を保つのはとても大変です。
外に出られない今、ストレス発散や回避方法を本から学ぶのも一つの手です。
改善が見られない場合は「コロナ鬱」になっている可能性があるので、専門家に頼ってくださいね。
ここでしか読めない!話題のやめ太郎さんへの質問
やめ太郎さんが、面白おかしく記事を書けるのは
前職がコールセンターだったから??
Twitterも要チェック☆
ほかにも50名以上のお話が読めるのは、このブログだけ!